カカオティア チョコレート辞典
チョコレート辞典

日本で初めてチョコレートが販売されたのはいつ?

チョコレートを日本に最初に商品として加工製造・販売をしたのは、1878年、東京両国若松町の風月堂といわれています。

その7年前の1871年(明治4年)に、近代的な制度・文物摂取のため、岩倉具視、伊藤博文、大久保利通らの使節団が欧米諸国に派遣されました。その際、パリでチョコレート工場を見学した記録が残っています。以前より西洋菓子に興味があった米津松造はこの情報を聞き、これからは欧米のこの茶色の食べ物が日本でも爆発的に流行ると目をつけました。そしていち早く研究をはじめ、商品化に取り組んだのです。

チョコレートの施策を重ねたのち、明治11年(1878年)12月24日付けの『かなよみ新聞』(明治8年創刊・仮名読売新聞改)に「貯古齢糖・洋酒入ボンボン」の項目を掲げ広告を掲載しました。貯古齢糖は、猪口齢糖の漢字を当てることもあったようです。

©かなよみ新聞

©かなよみ新聞

広告を見ると、「洋酒入ボンボン」や「フロンケーク」などの西洋菓子の種類も多く、アンティーク調のイラストも当時はかなりモダンであったと思われます。